赤いライト(尾灯)は後ろにつけよう

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taillight

夜間、赤いライトを前に付けて走っている自転車を見かけることがあります。これ、間違った使い方って知ってましたか?

赤いライトは尾灯・テールランプといって、名前の通り後ろにつける灯りです。

イラストは学生ですが、前に赤いライトをつけている人は、主婦や会社員、高齢の男性、オシャレロードに乗った若い子まで色々です。きっと夜間運転するのに、より安全になると思って皆さん付けているのだと思います。

・前から来る人に目立っていいでしょ。
・サブライトなんだから、どこにつけたって問題ないんじゃない?
・100円で買えるし、犬の散歩にも使ってるよ。

うんうん、わかります。赤い光って「何かあるな、危険なのかな?」と誰もが想像しますもんね。
真っ暗な道でのアピールには十分だと思います。私も後ろにつける物って知らなければ適当に前カゴとか付ける気がするし。良かれと思って付けているのに、通りすがりの知らない人に「危ないだろ!」なんて言われたら「はぁ?何なんですか!」とむかつくと思う。 でもこれ、赤いライトが前=交通違反なんです。交通規則では

白いライト(前照灯・ヘッドライト)は前に
赤いライト(尾灯・テールライト)は後ろにつける。

と決まっています。車やバイクを運転される方にとっては常識ですが、自転車は運転免許がいらないので知らない方も多いと思います。自転車は車両の一種であり、原則として車道を走ります。そのため車やバイクと同じように前照灯と尾灯をつけなくてはなりません。

「えっ。尾灯?テールランプ?なんて、普段付けてないけど・・・買わなきゃだめなの?」
実は自転車の尾灯は赤いライトの他に赤い反射板も認められています。
自転車を買うと標準で、前が白いライト後ろは赤い反射板が付いていますよね。あの赤い反射板が尾灯なんです。
「じゃー最初から付いているのだったら、赤いライトは買い足さなくていいってこと?」
そうですねー交通規則上では問題ないと思います。でもより安全性を高めるなら赤いライトもつける方が良いです。
問題は、つける場所なんです。

車両に付けるライトは周囲に自分の存在・場所・進行方向を知らせるものです。

定められた位置に決められた色を点灯させることで、遠くの車両でもどこに向かって走っているのか知ることが出来ます。真っ暗な道で車の赤いライトが見えれば、この先に同じ方向へ進んでいる車がいる。と認識でき、白いライトが見えれば、こちらに向かってくる車がいる。とわかりますよね。

自転車も全く同じで
自分が進んでいる先に自転車の赤いライトが見えれば、この先に同じ方向へ進んでいる自転車がいる。と認識し
白いライトが見えれば、こちらに向かってくる自転車がいる。とわかります。
しかしこれは正しくライトをつけていれば、の話です。

例えば、自分が進む道の先に、同じ方向に歩いていく人と、その先の「右よりに赤いライトを点灯させた自転車」がいた時、ライトの位置が正しければ全員が同じ方向に進んでいると認識し、手前の歩行者を抜くために、後方と再度前方を確認して右に出ます。しかし、ここで「右よりに赤いライトを点灯させた自転車」が「赤いライトを前につけた自転車=対向車」であったらどうでしょうか?正面衝突!! 大げさではなく十分ありえます。

赤いライトを前につけると、周囲に進行方向を誤認させ事故を誘発することになる。とっても、危ないことなんです。

どんなに安全な運転をしていても赤いライトが前についている限り、目の前に誤認した対向車や歩行者が飛び出てきます。事故を防ぐために付けたライトで怪我をしたら悲しいですし、知らない人に文句を言われるのも嫌ですよね。
だから正しい位置にライトをつけましょ赤いライトは後ろに!

もし周りの人で前につけている方がいたら、危ないので一声かけてあげて下さい。
自転車通学・通勤の皆さん。帰り道は気をつけてくださいねー。

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